ホーム > 2D製図 > 【2D製図】 壁と柱の包絡処理

【2D製図】 壁と柱の包絡処理

RCラーメン構造など、壁と柱がつながっている場合があるので、図面も柱と壁がつながっているように表現します。

その場合の作図法を説明しましょう。

  1. 環境設定の「壁の自動結合」をオンにしておく。
  2. 柱サイズの四角形(など)を描いて、「柱」図形に変換する。(2D製図の場合、高さは0でよい。)
  3. 図形スナップをオンにして、柱と柱の間に、壁ツールで壁を描く。
    ※ダブル線で壁を描いてはだめ。
    ※2D製図の場合、壁の高さは0でよい。
  4. そうすると、原則的に、壁と柱がつながった表現になる。
  5. うまくいかなかったら、「壁結合ツール」で結合する。

壁と壁の結合処理は、別記事にも記載しているので、適宜参照してください

アニメーションは、中央左側がうまく結合できなかったので、壁結合ツール(T字結合)で結合させた様子を示しています。

壁と柱の包絡1

※左側の壁を描いた後、通り芯が消えてしまっています。
これは、通り芯が壁の下に隠れただけであって、消えた訳ではありません。
壁を最背面に送ったり、壁の塗りカラーをなしにすると、ちゃんと見えるようになりますから、
「消えてしまった!」とパニックならないように。

  • JW_CADでは、四角形とダブル線を包絡処理できます。
  • VectorWorksではできません。壁と柱を包絡処理します。(もちろん、壁と壁もOK)。

不便な気がしますけれど、なぜなのでしょう。

ここで、実際の建物を考えてみましょう。

実際の建物で、「線と線がくっつく」ことはありません。強いて言えば、配線工事??

図面上での表現として「線と線がくっいている」だけであって、建物では「壁と柱がくっついている」わけです。

VectorWorksなどBIMソフトでは、画面上ではたんなる図形に見えていても、ソフト側が、画面上の図形(オブジェクト)を、これは柱、あれは壁、、、、というふうに実際の建物に結びつけて認識しているので、四角形とダブル線ではなく、柱と壁にしておかないと、くっつかないのです。

BIMは本来3Dですから、人間の目には、2D製図専用のCADで描いた図形と同じに見えたとしても、ソフトが内部で行っている処理内容は大きく異なるのです。

VectorWorksで2D製図だけを行う場合でも、こういう感覚に慣れていくことが大切です。

2D製図目的だけでVectorWorksなどのBIMを使うと、ときどきこういうまどろっこしい感じがする操作が必要となります。それを乗り越えたところに、VectorWorksなどBIMの醍醐味があるのですが、それを実感するには、製図の知識ではなく、設計や建築に関する知識が不可欠です。

そして、製図で楽をしたいのか、設計で楽をしたいのか、そのスタンスによっても使うべきCADは異ってくるのです。

広告
カテゴリー:2D製図
  1. まだコメントはありません。
  1. No trackbacks yet.

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

w

%s と連携中

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。