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【VectorScript】 便利な一行スクリプト

2018/07/07

図形選択マクロでVectorScriptを作ると、例えば次のようなスクリプトができあがります。

DSelectAll; SelectObj((INSYMBOL & INVIEWPORT & (L=’レイヤ-1′) & (C=’一般’)));

このようなものは、慣習的に一行スクリプト(一行マクロ)のように呼ばれます。

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VectorScript が Pascal というプログラミング言語をベースとしていますが、このPascalという言語の目的のひとつがプログラミング言語学習用であることから、とてもお堅い言語であることが VectorScript を書くときの障害となりやすいと思います。

ところが、一行スクリプトは Pascalを知らなくても、VectorScriptのコマンドを書き連ねればできてしまいます。

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2018-07-07_150440.png

そして、図形選択マクロが作るスクリプトだけでなく、環境設定のオンオフや、メニューの中のコマンドなども一行で書けてしまうものがたくさんあります。それらをパレットに入れておくと操作が大幅に効率アップします。私は、頻繁に使う操作を複数のパレットに整理して入れて、そのパレットをテンプレートに組み込み、作図開始時はそのテンプレートから始めるようにしています。(右図はパレットのひとつ)

Vectorworksベストテクニック100表紙これらの一行スクリプトの使い方や作成方法は、『VECTORWORKS ベストテクニック 100』に書いたで、ここでは出し惜しみします。

 

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一行スクリプトの利点は、VectorScriptを言語として学習しなくてもよい点です。外国語で言えば、文法を勉強せず、単語をいくつかかじって何とかしてしまうのと同様の状態で、言語学習としては望ましいことではありませんが、「ちょっとしたことが通じるだけで十分」な場合には一行スクリプトがかなり助けてくれます。

もちろん、単語だけで文法を知らなければ、簡単なことしか伝えられません。この点はVectorScriptも同様です。

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