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Archive for the ‘Oops!’ Category

【Oops!】 Vectorworksのバージョン違いが原因でデータを開けない場合、、、

9-10-R1.png

Vectorworksはバージョンアップの度にデータ形式が変更され、新しいバージョンで作ったファイルは古いバージョンでは開けません。また、バージョンが変わっても拡張子のvwxは共通なので(※12.5より前はmcd)、右図のように自分が使っているバージョンのVectorworksファイルアイコンで表示されます。何の疑いもなくファイルアイコンをダブルクリックして開こうとするとエラーメッセージが表示されて開けない場合があります。

上の図はVectorworks 2008、2017それぞれで作成したファイルをVectorworks 2008がインストールされたPCで見ている状態で、どちらも同じ絵柄のアイコンになっているのが分かります。

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Vectorworks 2008 で 2017 のデータを開こうとした場合は、最初に次のようなエラーメッセージが表示されます。

9-10-1.png

表示の通り「古いバージョン」つまり自分が使っているバージョンより前のバージョンで作成されていた場合はOKをクリックすれば開けますが、自分が使っているバージョンより新しいバージョンのVectorworksで作成されたいた場合は、次のメッセージが出てVectorworksが終了してしまいます。

9-10-2.png

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このような場合にはどうすればよいでしょうか?

【自分のPCで開けない場合】

残念ながら、自力解決は無理です。相手と同じバージョンを入手するか、データ作成者に以下の方法で自分が使用するバージョンに下げてもらうかどちらかです。

【データを渡した相手のPCで開けない場合】

  • 相手のVectorworksのバージョンを教えてもらいます。(さすがに自分が使うバージョンが分からないという人はいないでしょう。)
  • 「ファイル>取り出し」で、相手のバージョン形式で取り出します。しかし、ある一定の古さのバージョンまでしか取り出せないので、相手と自分の間で大きなバージョン差がある場合は取り出せません。そのようなときは、相手と自分の中間に位置するバージョンを使っている人を探して、その人を経由してバージョンダウンすることになります。(たとえば、2017→2013→2009など)

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複数人でのコラボレーションでは、全員が同一バージョンを使っているとはかぎりません。そのようなときは、最下位バージョンを標準としてデータをやり取りしてください。

ただし新バージョンに付加された新しい機能で作った部分が欠落したり、おかしくなったりする場合もあります。こういう場合は、メンバー内の最下位バージョンがもつ機能だけを使うか、全員のバージョンを揃えるか、どちらかしか方法はありません。

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上記のような次第で、残念ながらバラ色の解決法はありません。

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Vectorworksベストテクニック100表紙『VECTORWORKS ベストテクニック 100』

今までのVECTORWORKS解説書にはなかった、より便利に速く図面を描くためのVectorworksの使い方を100コ紹介しています。

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カテゴリー:Oops!

【Oops!】 「VectorWorks 補助線」というような検索語

「VectorWorks 補助線」というような検索語でこのブログに到達する人がいます。

VectorWorksに限らず多くのCADの良いところは、補助線を1本も引かずに作図できることです。たとえば移動やコピーは直接数値を入力できるので、わざわざ補助線を引かなくても大丈夫です。他にも数値を直接入力できるシーンはいろいろあります。だから、補助線がないと作図できないと思っている人は、考え方を改めた方が上達が早いでしょう。

とはいえ、補助線を引くと便利なことが多いのも明らかです。下記に補助線に関することに書いているので、ややobsoleteではありますが興味があればどうぞ。

http://wp.me/p186Ty-cd

※上記の記事にも書いていますが、JW_CADの補助線機能はたいへん優れた機能なので、JW_CAD の場合は補助線をしっかり使った方が早く作図できると思います。

カテゴリー:Oops!

Vectorworksの場合、属性でレイヤー分けしてはいけない! これは鉄則!

ネットサーフィン中に、とんでもサイトを見つけました。そのサイトはVectorWorks解説サイトのようですが、「通り芯、壁、建具などでレイヤー(デザインレイヤー)を分けましょう」という趣旨のことが書かれていました。

これは、とんでもない誤りです。

通り芯のような図面要素はレイヤーをつくると便利ですが、壁や建具などの建築要素についてはレイヤー(デザインレイヤー)でそんなことをやってはいけません。そんなことをするのはVectorworkを理解できていないユーザであり、決してVectorworksの長所を活かすことができないと断言します。

他の記事にも書いていますが、建築要素の属性で分けるのはクラスです。

また、他のCADとやりとりするためにDXFを使うケースがありますが、Vectorworksのデフォルト設定では、DXFのレイヤーはクラスに割り当てられます。Vectorworksで属性でレイヤーしていると、話がややこしくなるだけで全くメリットがありません。

2Dだけで十分な場合はレイヤーを使ってもかまいませんが、2Dだけで十分な使い方をするのであれば、JW_CADで十分です。というか、たぶんその方が使いやすいです。

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【Oops ! 】 VectorWorksを「ベクター」と略して呼んではいけない理由

世の中でも、検索キーワードを見ていても、VectorWorksのことを「ベクター」と呼んでいる人がたくさんいるようです。

VectorWorksユーザーに閉じた中では、「ベクター」がVectorWorksの省略であることが分かる人が大半でしょうが、VectorWorksの存在を知らない人(世の中の大半の人、つまり、普通の人)で、CADなどに対する知識がある人に対しては誤解の元となります。

たぶん「ベクター」と略して平気な人は、「ベクター形式」という一般的なデータ形式のことを知らないのだと思います。だから、誤解が生じうることに気づいていないのでしょう。

ベクター形式」に関する知識は、CADを使う上で役立ちます。Wikipediaは間違いが散見されるので依存してはいけませんが、調べ物の入り口としては有効なので、下にリンクを貼っておきます。

Wikipediaの「ベクター形式」の項

上記で参照されている「ラスター形式」も重要なので、ついでに憶えるとよいでしょう。とくに、CADと画像処理ソフトの両方を使う人は、ベクター形式とラスター形式の違いを知っておくと、プログラミングの知識がなくても内部処理のあり方が朧気ながらでも分かるようになるので、それぞれをより上手に使えるようになります。VectorWorksに取り込んだ画像の処理時に起きるアレコレについても分かるようになるでしょう。

因みに、(以下、正しい発音記号ではなくローマ字風に表記して申し訳ないですが)、「ベクター」は「be・ku・ta-」と3音節、VectorWorksも「vek・ta-・wa-ks」と3音節なので、省略することに特に意義があるとは思えません。

「ベクター」を尻下がりに言えば「bek・ta-」と2音節にしやすいので、エネルギー消費を押さえることは可能です。でもそもそも「b」という強い破裂音より、「v」の方がエネルギー消費が少ないと思います。だから、「ベクター」と見た目の文字数を減らしてみたところで、エネルギー消費も減らせたという結果にはなっていないでしょう。(むしろ増えているかも。)

VectorWorksを「ベクター」、Photoshopを「フォトショ」、Illustratorを「イラレ」と略す人たちは、よっぽど舌が不器用なんでしょうか? それとも、不幸にして、中学校で英語の発音や発音記号の見方を教えてもらわなかったのでしょうか?

「スマートン」ってのも、「ホ(ho)」と言おうとするからエネルギー消費が大きくなってしまって、「スマホ」なんていう気持ちの悪い省略語になってしまうのでしょう。スペル通りに「fo」の発音で、ちゃんとアクセントを付けて発声すれば、「スマホ(su・ma・ho)」と3音節で発声するより「smart・phone」と2音節で発声する方が楽です。(ハ行の発音は、エネルギー消費が大きいのです。)

VectorWorksは「v」、Photoshopは「ph(=f)」をきちんと発音すれば、「ベ(be)」とか、「フォ(huo)」とか発音するより楽なので、試してみてはいかがですか? でも、某大都市圏の人みたいに、省略したカタカナ語を尻上がりに発音する癖がある人にとっては難しいので、きちんとしたアクセントで発音することも大切ですね。

 

ついでに言えば、あくまでも私が知り合った人についての経験的事実ですが、何でもかんでも省略して言う人たちは学力が低い場合が多いです。名称を正確に言うことも物事を正確に把握する練習だから、何でもかんでも省略する態度は学力に影響を及ぼすのだろうと思います。

 

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【Oops! 】 「VectorWorks 3D 使い方」という検索語

 

「VectorWorks 3D 使い方」というような検索語でこのブログに到達する人が少なからずいます。

いったい何を求めて、そのような検索語を思いついたのか、、、、深刻な思いから発した検索語ではないのだろうとは思います。

 

いずれにしても、「VectorWorks 3D 使い方」 という検索語でこの記事に到達した人は、3Dというものがよく分かっていないのだろうと思います。そうでなければこんな検索語を思いつくはずがないと、考えざるをえません。

 

ですから、下記のようにすることを進めます。

  1. SketchUp(無料版)をチュートリアルで学んで、住吉の長屋のように、ごく単純な建物を作れるようになってください。複雑なものに挑戦するなとは言いませんが、時間の無駄です。というのは、SketchUpは空間を作る道具ではないからです。
  2. マンションのチラシを見ながら、VectorWorksで壁とドアと窓だけの住戸を、2~3戸描いてください。これでVectorWorksの基本が分かります。

急がば回れ、ということです。一生涯VectorWorksを使い続けるかどうか分からない人は多いだろうし、現状のようなマウスとキーボードを使ったインタフェースが今後何十年も支配的であるかどうかも分からないから、初心者の時点で単一ソフトの表面的な使い方だけを憶えるのは最悪です。

 

細かな操作のスキルは、必要に応じて追々身についてきます。VectorWorksの機能が自分にとって必要十分であるかどうかも追々分かってくるでしょう。不足があるなら使い続ける意義はありません。一方、不足を感じるほど「空間の操り方」に熟達できるかどうかという別の課題があり、この課題の克服の方が一般には困難です。ライフワークだから。

建物が複数階になると、デザインレイヤーの高さ設定など、慣れないうちは、ややこしく感じる操作が必要になります。記事を書こうと思っていますが、VectorWorksの3Dは「重箱式」です。重箱式というのは、学生さんへの説明用語として私が造語したものですが、重箱の一段一段が建物の各階で、中身を詰めた重箱の格段を重ねるとひとつの建物となるという意味合いです。

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【Oops!】 シートレイヤーを白黒で出力 (VectorWorks2014)

 

もっと古いバージョンからあった機能かもしれませんが、シートレイヤーを白黒で出力したい場合、

シートレイヤーにあるビューポートを選んで、右クリック → プロパティ(一番下)、ここで現れるダイヤログで、「白黒」を選べます。

ビューポートごとに設定できるので、カラーと白黒が混在するシートも作れます。

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【Oops!】 VectorWorks2014に「PDF一括」がない

取り出しメニューに、「PDF一括」がなくなって困ったと思ったら、

取り出す」ではなく「パブリッシュ」にありました。

(拡大画面はYouTube上で見てください。)

 

私の場合、英語の意味でのPublishというより、単に取り出したいだけの場合もあるのですが、、、。

そもそも「取り出す」は export の直訳なので、以前からいまひとつだと思っていました。

「取り出す」を「異なる形式で保存」と変えて、「PDF一括」をその中にも入れてもらえたら親切だと思います。

もっとも旧来のユーザーは「取り出す」に慣れているので、うかつに変えると改悪になりますね。

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