【2D製図】 VectorWorksで2D製図をする・ (4) 作図・ドア
ドアにはいろいろな種類があって、表現を変えることによって、どんなドアか分かるようにします。
ここでは、基本的な操作練習のために、開き戸の簡易な描き方を説明します。
VectorWorksを始め、BIMソフトの場合は、「ドアを描く」のではなく、「壁にドアのオブジェクトを挿入する」という考え方なので、「設計」としては、以下に説明するような描き方をしてはいけません。( 「設計」 と 「製図」 は異なります。)
ドアにかぎらず、縮尺によって、どの程度まで細かく描くかが変わります。
VectorWorksの醍醐味のひとつであるプラグインオブジェクトの建具を用いてもよいのですが、場合によっては表現が細かすぎて、図面全体として違和感を与えることもあるので留意しましょう。
さて、ここでは、1/100 程度の場合の描き方を説明します。
【手順】
ドア廻りの壁や柱などが、事前に描かれているはずです。
1. 円弧ツールで、壁や柱の端部の中心点をスナップして、1/4円を描き始めます。
2. 1/4円の終点の位置決めは、マウスをドラッグしながらShiftキーを押すと、
一定のきれいな角度の位置をスナップできることを利用しましょう。
3. 直線ツールで、壁・柱と、ドアの軌跡(円弧の終点)を結びます。
※バージョンによって、カーソルの表示され方が異なりますが、操作は同じです。
スナップについては、『CADリテラシー演習』 ドリル 206 ~ 211 参照のこと
カテゴリー:2D製図
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